榊は季節によって、良く売れる時期・地域があり、また新芽の時期など、売り方を工夫しなければならない月があります。榊の売上を伸ばすためには、地域・季節ごとの動向を見極めた、販売戦略が重要です。
この時期によく発生するのが、凍傷事故です。外気温がマイナスになる事があるため、運送中に榊の一部が凍ってしまう事があります。完全に凍ってしまった榊は、元には戻らないため、売り物になりません。このような場合、当社にご連絡頂ければ、直ちに代替品を発送させて頂きます。
詳しくは、榊の凍傷についてをご覧下さい。
旧正月の時期は、榊の在庫が不足する場合があります。
この時期にご注文される方は、出来るだけお早目のご注文をお願いします。
新芽の時期に入ると、まず、古葉が新芽に押し出されるようにして散っていきます。
どのような対策をとっても葉落ちを止める手段はありません。
当社では、榊を低温で管理をする事で榊の成長を抑制し、葉落ちを軽減しています。
しかし、中には葉落ちが止まらず、ひどいものでは枝だけになってしまうものもでてきます。そのため、当社では出荷前検品を行って、葉落ちのひどいものは取り除いています。
葉落ちの時期が終わると、しばらくは新芽だけの時期になります。
ヒサカキは若葉色の柔らかい葉になります。本サカキは表面が赤茶色の柔らかい葉になります。どちらも非常に傷みやすく品質管理が難しくなります。
当社では、通常の品質管理に加え、ゴムの括り方を変えるなど、出来るだけ葉が傷まないようにする対策を行っています。「新芽の時期は売り物にならない」とお困りの方は、当社の榊を1度お試し下さい。
本サカキの新芽をご存知ない方は、腐っていると勘違いされる方がいらっしゃいますので、店頭で販売される場合は、POPなどで新芽の説明をされる事をオススメします。
榊が劣化する主な原因は、温度の上昇による蒸れや榊自体が発生させるエチレンガスだと考えられています。
特に、梱包された状態ではこの影響を受けやすく、劣化する速度が早まります。
それにもかかわらず、他社では、梱包したまま温度管理が十分でない冷蔵庫に保管しています。ひどいところでは、冷蔵庫内ではなく、室温が40度を超す倉庫内に2週間以上も保管するところもあるようです。
これでは、榊の状態が悪くなるのは当たり前です。
当社は、物流センターの中に榊専用の冷蔵庫を設置して、その中で保管しています。
榊以外は保管しませんので、榊の保管に最適な温度で保管できます。
これだけでも他社との違いが分かって頂けると思います。
もちろん、保管以外の工程でも榊の品質管理を徹底して行っています。
夏場の劣化しやすい時期こそ、当社の榊をお使い下さい。
8月のお盆の時期は、出荷量が通常の2倍以上になる日もあり、検品作業や出荷業務が大変になります。
予めご注文を頂きますと、人材の確保などが事前に行えますので、当社としては非常に助かります。概算で結構ですので、お早めのご注文をお願いします。